500番スピニングリールの用途と釣れる魚！おすすめも！

500番リールの特徴！1000番リールとの違いは？

まず一番の特徴は、そのコンパクトさと軽量さにあります。

1000番リールも小型リールの代表格ですが、さらに小ぶりなのが500番です。

例えば女性や子どもが手にとっても、重さがあまり気にならないので疲れにくいですし、頻繁なキャストでも腕への負担が少ないのが魅力です。

ただし、その分スプール径が小さいため、ラインキャパシティが少なくなる傾向があります。

1000番リールと比べると、長めのキャストや太いラインを使用したい場合には不向きかもしれません。

しかし、小場所での軽い釣りや繊細なアプローチをしたい場面では、むしろ小ささが強みになります。

500番リールの用途（使い道）や釣れる魚

用途（使い道）

500番リールは、小規模な河川や港などでのライトゲームにうってつけです。

例えばアジングやメバリングなど、小型のプラグやワームを使った釣りに適しています。

また、軽量リグを使用するトラウトフィッシングにも活躍します。

小型ルアーを繊細に動かす必要がある場合には、取り回しの良さが大きなアドバンテージになるのです。

さらに、防波堤からのサビキ釣りやちょい投げでのキス狙いなど、気軽に楽しめる釣り方にも相性がいいですよ。

特に初心者の方が「まずは糸フケや糸ヨレを気にせずキャストしたい」というとき、500番サイズのリールは操作しやすくてストレスが少ない印象です。

釣れる魚

ライトタックルなので、小型の魚を狙うシチュエーションがメインになります。

メバルやアジ、イワシなどの小魚はもちろん、管理釣り場のニジマスや小型のエリアトラウトも射程圏内です。

他にも、防波堤や岸壁での小さなチヌやハゼなど、ちょい釣りでも色々楽しめるのがいいところですね。

ただし、大物がかかった場合はドラグ調整とやりとりにコツが要るので、しっかりリール性能を見極めましょう。

500番リールのデメリット

当然ながらラインの巻き取り量が少なく、大物や遠投向きではありません。

また、糸巻き量に限りがあるため、少し太めのラインを使おうとするとすぐにスプールがいっぱいになってしまいます。

さらに、ドラグ性能も上位機種ほど余裕がない場合が多いので、引きの強い魚とファイトするときには不安が残ることもあります。

メンテナンスを怠ると、軽量な分だけ構造的な弱点が目立ってきやすいのも注意点です。

500番リールのライン選び

小型のリールを活かすには、できるだけ細めのラインを使うのがおすすめです。

ナイロンラインなら1～3lb、PEラインなら0.3～0.5号あたりが無理なく使える範囲と言われています。

とはいえ、状況によってはリーダーの太さや長さを調整しながら、根ズレや魚のサイズにも対応するのが大事です。

もし初心者の方なら、まずは手頃な価格の細めナイロンやフロロカーボンラインを巻いて試してみるのもいいですね。