1500番スピニングリールの用途と釣れる魚！おすすめも！

1500番リールの特徴

コンパクト＆軽量で取り回しが良い

スピニングリールの番手が小さいほどボディやスプールが小さくなりますが、1500番は1000番と2000番の中間くらいのサイズです。

コンパクトかつ軽量なので、一日中キャストしていても疲れにくく、操作もしやすいんです。

ロッドにセットしても全体が軽めにまとまるので、繊細な動きが必要な釣りにぴったりですよ。

巻き取り量とドラグ性能が程よい

スプール径が少し大きめな分、1回転あたりの巻き取り量は1000番よりもちょっと多めです。

小型リールながらドラグ性能もしっかりしていることが多く、小型～中型の魚なら十分安心してやり取りができます。

例えば管理釣り場のニジマスや小型バスあたりなら、まったく問題なく楽しめるはずです。

1500番リールの用途や釣れる魚

渓流・管理釣り場のトラウト

ヤマメやイワナ、ニジマスなどのトラウト狙いにうってつけです。

1～5gのスプーンや小型ミノーなんかを、ポンポン気軽に投げられるのが強み。

長時間キャストし続けても軽さのおかげで疲れにくいので、手返し良くポイントを探ることができます。

ライトソルトゲーム（メバリング・アジング）

メバルやアジなどを、夜の漁港や堤防で狙うライトソルトゲームにもおすすめ。

PE0.4～0.6号くらいの細いラインを巻いておくと、1～7g程度のジグヘッドリグや小型プラグでもしっかり飛ばせます。

ドラグ性能も小型魚相手なら十分なので、安心してやり取りできるのが魅力ですね。

小型バスフィッシング

バス釣りで、小型プラグやライトリグをメインに使うときにも大活躍。

スピニングタックルで軽めのルアーを遠投したいなら、1500番の軽さやほどよい巻き取り量がバッチリ合います。

30cmクラスのバスならトルク不足を感じることもあまりなく、快適に釣りが楽しめますよ。

1500番リールが使いづらいケース

大型魚やパワーゲーム向きではない

青物や大型シーバス、真鯛のようにパワーがある魚を狙うなら、ドラグ力やラインキャパシティがもう少し必要。

根がキツいエリアで強引にファイトしないといけない場面でも、1500番では力不足になりがちなので、2500番以上を選ぶ人が多いです。

重量のあるルアーや遠投重視の釣り

20～30g以上のメタルジグをフルキャストするようなショアジギングや、大場所でのシーバスゲームには向きません。

スプール径が小さい分、ライン放出がどうしても制限されてしまうので、ロングキャストが必要な釣りは番手アップをおすすめします。

太いラインを使いたい場合

PE1.2号以上やナイロン10lb以上をメインで使うとなると、スプールのサイズが小さすぎて満足に巻けないことも。

ラインが太いとどうしてもライントラブルが増えやすいので、大きめの番手にした方がストレスなく釣りを楽しめます。

1500番リールのライン選び

PEライン

おすすめ号数：0.4～0.8号

伸びがないぶん感度が高く、軽量ルアーでも遠投しやすいのがメリット。

結束やドラグ調整などに気を使う必要はありますが、その分繊細なアタリを逃しにくいです。

ナイロンライン

おすすめlb：3～6lb

適度な伸びがあってバラシが少ないため、初心者でも扱いやすいのが魅力。

トップウォーターやクランクベイトなど、アクションが激しいルアーでも魚をキャッチしやすいです。

フロロカーボンライン

おすすめlb：3～6lb

水中で見えにくく、根ズレにも強いのが特徴。

底を攻める釣りや繊細なバイトをとりたい場合に重宝します。

ただし、やや硬めで巻きグセがつきやすいので、1500番では糸ヨレ対策をこまめにしましょう。